どんな枕がいいの?

首痛

首こりや肩こりでお悩みの方から共通して聞かれる質問として「どんな枕で寝たらいいんですか?」という質問です。

私自身も以前はそんなに枕を気にして寝るような繊細な体ではなかったのですが、運動不足やパソコン・スマホなどを使うようになって首・肩のこりを感じやすくなりました。

そして一時流行った「低反発枕」や「〇アウィーヴの枕」やマットも使っていました。初めの頃は新しい物に換えたという気分的にも良いような?感じでした。

数年前に勉強会で自分の中の枕の概念が覆される枕に出会ったのです!

何がすごいかと言いますと枕に頭を乗せて2~3分もすれば体の色々な状態が改善されているのです!

あまり大げさに書くと胡散臭くなりますが、最初はそれぐらいの驚きでした。施術家が何分も掛けて施術した状態まで数分寝ただけでもっていけるのですから。

この枕が他と違う特徴ですが、普通の枕は頭の一点で支えているのに対して、この枕は「頭と肩の部分に重さを分散して首に負担を掛けない」というのが理論です。

枕

寝ていても首に負担が掛かっていると自然に力が入り、寝ているのにリラックスできていない。寝ているのに翌朝疲れが抜けない。スッキリしないという状態です。

首は脊髄の通り道の初めの所なのでここに力が入っているとそこから下の筋肉はもちろん、自律神経系にも影響がでてしまうのです。

ご自分の枕が合っているのか試してみましょう!

初めに首の動きを確認します。どのぐらい横に倒れるか、どのぐらい横を向けるかその時の首の突っ張り具合を覚えておきます。

①ご自分の枕でいつものように上向きで寝てみて深呼吸をします。深呼吸の深さ、呼吸のしやすさを感じてください。

3分程寝た後、起き上がって同じように首の動きの確認をします。

②次に枕を置いて肩に当たる所にバスタオルを2~4重(厚さによる)になるように畳んだ状態で置いた上に上向きで寝てみてください。(バスタオルが高くなりすぎていたら苦しくないように調整してください。)この状態でまた深呼吸の深さ、呼吸のしやすさを感じてみてください。

3分程寝た後また首の動きを確認します。

いかがでしたか?呼吸のしやすさ、首の動かしやすさの変化はありましたか?

呼吸がしやすい=寝ている時の換気効率が良い(酸素と二酸化炭素・老廃物の交換)

=質の良い眠りができる

=疲れが溜まりにくい体になる

タオルを敷いてみて良かった方は是非続けてみてください!

こさか鍼灸整骨院